自分たちの得意な分野に集中戦略 オーディオテクニカ

NHK経済羅針盤は、マイクで復活した音響機器メーカー、オーディオテクニカの松下和雄社長でした。
カラオケ用マイクでシェア70%を誇っています。

かつては、レコードプレーヤーのカットリッジで日本一の売上を誇っていましたが、CDが登場するとレコードが衰退、主力商品の売上は落ち込んでいった。
このままでは、会社はつぶれると言う危機感が出て、オーディオ分野以外の機器をつなぐコネクタや食品関係に、ところが販路もなく、技術力もなかった。

もう一度考えると自分たちの得意分野に集中しなければいけないと考えた。

30年前、本物の音を録る音質に自信がありました。しかし先行メーカーが独占し、まったく売れなかった。
どこかマイクを使ってくれるところはないか。
大手メーカーが目を向けていなかったカラオケ店がありました。
マイクにとってカラオケ店は、まわす、ぶつける、床に落とす等、過酷な環境で故障が絶えませんでした。頑丈なマイク作りが始まりました。トップはプラスチックから鉄に、マイクの心臓部内部はゴムを張って衝撃が伝わらないようにした。

オーディオテクニカのマイクは丈夫ということで売上を伸ばしていきました。

また、カラオケで培われた技術があります。それは赤外線の無線マイクです。赤外線は部屋のかべを超えない特長がありますから、総理大臣官邸の会議室の無線マイクにも使われています。

自分たちの得意な分野に集中して成功した事例ですね。

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このブログ記事について

このページは、FIT-ITCが2008年12月16日 23:05に書いたブログ記事です。

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